2014年12月2日火曜日

【あまり知られていない温泉施設の裏側】ゆこたんの温泉はこうして生まれている

こんにちは、ゆこたんの森です。
本格的な雪の一日です。
4階展望フロアから玄関前ロータリー方向(2014.12.2 10時頃)
木々が雪をまとい、幻想的な景色が広がっています



明日の夜まで降り続く予報で、かなり積もりそうです。
ゆこたんの森入口道路付近(2014.12.2 10時頃)
車は滑り止め必須です!
さて、おとといから、メンテナンス休館をいただいております。
宿泊営業は12/4まで、日帰り営業は12/5までお休みです。
(ご予約の受付はしております)

■ゆこたんの森の温泉はこうして生まれている
今回の休館工事の主な目的の一つが、温泉ポンプのメンテナンスです。

当館の温泉は、温泉井戸の地下約500mに設置されたポンプで汲み上げています。
スカイツリーの展望回廊の高さが450mですので、展望回廊のさらに上から見ると、ちょうど地上のあたりにポンプがあるイメージです。かなりの長さですね^^
そこから汲みあがる温泉は、まさに、大地の深部からの恵みです。


作業の様子。雪で分かりづらいですが、中央奥から手前に
に伸びているのがポンプと地上をつなぐ「揚湯管」。
温泉を地上に運ぶ血管のようなものです。

地下500mとなると、ポンプはかなり高温、高圧の過酷な環境で稼働しています。そのため、定期的にメンテナスが必要となってきます。地上とポンプをつなぐのが「揚湯管」と「揚湯ケーブル」。数十本の揚湯管とポンプをクレーンで慎重に引き上げて、慎重に元に戻す。というわけで、一定程度の日程が必要となってしまいます。


温泉井戸の深さや、汲み上げ量などで、ポンプの形状やサイズもさまざまですが、掘削式の深井戸の場合、当館同様にポンプのメンテナンスや揚湯管の点検等が必要になってきます。

普段お客様が目に触れない温泉設備、無事メンテナンスが終わったら、皆様に温かいお湯をお届けしたいと思います。


ゆこたん日記 担当:八重樫