2015年3月30日月曜日

春の足音③

こんにちは、ゆこたんの森です。
風が冷たい一日ですが、良く晴れています。当館周辺の森の中や路肩には雪がまだ残っていますが、道路は、ノーマルタイヤに早く交換したいくらいカラカラに乾いています^^

散策路入口付近から、中庭と岩手山の様子。
少しずつ雪どけが進んでいます。

■木の根元の雪どけは何故早い?
雪どけが進んでくると、不思議と、木の根元の周りから雪がとけていきます。これは、「雪根開き(ゆきねびらき)」、「根開き」(ねあき)」などと呼ばれる現象で、北国の森に、春の訪れを告げてくれる風物詩です。
散策路入口付近の様子。長靴が埋まるくらいの
雪がまだ残っています。
白い雪は、光をほとんど反射してしまいます。そのため、光の熱では雪がとけにくいんです。でも、少し黒ずんだ木の幹は光の熱を吸収するため、木の根元周りから先に雪がとけていくのだと言われています。
マタギ(熊の猟師)は、雪根開きの頃を、熊狩りシーズン開始の目安にしていたそうです。

桜前線到来にはまだ早い、北国の春の様子をお届けしました^^


ゆこたん日記:担当 八重樫