散策路の新緑がとても眩しい季節になってきました。
清々しい空気に包まれています!! |
■散策路を歩くときに、知っておくと楽しい野草の知識
散策していると、いろんな小さな花に出会います。「この花、なんていうんだろう?」「へぇー、そうだったんだ!」、咲いている花の知識を少しでも知っておくと、楽しさも倍増です♪今来ると出会える野草をいくつかご紹介しますので、是非参考にしてくださいね^^
★クマガイソウ
ランの仲間です。自生数が減少しており、環境省の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。
袋状の花が、鎌倉時代の武将「熊谷直実」が背負った母衣(ホロ)に似ているから、というのが名前の由来といわれています。ちょっと面白い由来ですね^^
クマガイソウ |
小さな可愛らしい花です。漢字で書くと、稚児百合。咲き並んでいる姿が「稚児行列」に似ているとのことからその名がついています。
チゴユリ |
こちらも可愛らしい百合の仲間です。稲を荒らす鳥除けに、板や竹を並べ、揺らすと音が鳴るようにした「鳴子」と呼ばれる道具に見立てて、名前がついたと言われています。
ナルコユリ |
晴れた日に花を開き、雨や曇りのときは花を閉じるちょっとかわった花です(「傾性」と呼ばれる性質です)。閉じた形が「筆」のように見えることからその名がついているそうです。
フデリンドウ |
これからあともう少しで咲く花です。白い小さな花を咲かせます。
葉の形を、鶴が羽を広げた形に見立てて、舞鶴草。でも、ハート型にも見えますので、見つけたらなんかイイコトありそうですよ^^
マイズルソウ |
いかがでしたか?
お越しの際は、足元に咲く小さな可憐な花を愛でながら、ゆっくりと新緑の大自然を満喫していってくださいね^^