2018年9月28日金曜日

旅館のお部屋にお菓子が用意してある理由とは?★ホテル・旅館よもやま話④

入浴前は血糖値を上げておいた方がいい、と考えられているためです。

当館でご用意している岩手の銘菓
(売店でも販売しております)

温泉入浴は、自分が思っている以上に体力とカロリーを消費します。42℃のお風呂に10分浸かるのと10分間のウォーキングでは消費カロリーが同じぐらいとも言われています。

そのため、空腹で温泉に入ると、エネルギーや糖分不足により人によっては疲労感や、ひどい時には貧血のようにクラクラ・フラフラしてしまうこともあります。

入浴前には甘いお菓子を食べて血糖値を上げてからお風呂に入るとよい、ということで一般的な温泉旅館ではお部屋にお菓子を置いていると言われています。

あわせて、お部屋のお茶等で水分を補給してから入浴すると、脱水症状の予防にもなります。お茶に含まれるビタミンCは湯あたり防止に効果があるとも言われています。

お宿に着いたらお風呂に直行する前に、まずはゆっくりとお茶菓子とお茶を召し上がり、体を「温泉モード」に準備してからお風呂をお楽しみいただけたら幸いです♪

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