昨日は防災の日、身の回りの防災を考えるいい機会でしたね。
でも、あまり旅行先での防災を考えることは、そんなにないのではないでしょうか。いつどこで突然災害に遭うかわからない時代です。せっかくの旅行を楽しむためにも、旅先の防災情報を知っておくと、より安心ですよね。
■ゆこたんの森の場合
ゆこたんの森の場合、最も大きなリスクといえば、岩手山の噴火による土石流の被害です。岩手山は活火山です。記録に残っている範囲では、1686年(江戸時代)から1919年(大正時代)までの間に、4回噴火しています。
※現在、岩手山はとっても平穏です。安心してお越しください^^
当館からみる秋の空と岩手山(イメージ) |
■旅館を取り巻く法律
今年の7月に、活動火山対策特別措置法が改正されました。
あまり馴染みのない法律ですね^^;
岩手山も対策が必要な山とされ、大まかに、
・火山周辺の市町村や警察・消防などで「火山防災協議会」を設置する。
・協議会で噴火のシナリオ、ハザードマップ作成する。
・市町村で具体的な避難計画を策定する。
・ホテルなどの集客施設にも避難計画策定を義務付け。
などが定められました。
当館での避難計画策定は、協議会での検討を経たうえでとなると思います。
私が就職したときに、最初に上司に言われたことは、おもてなしの心やサービスの向上ではなく、「ホテルの使命は、一晩お客様の生命を守り、安全な宿泊を提供すること」でした。お客様の安全が第一、これからもますます、お客様の安心・安全な宿泊に努めるのはもちろん、旅行中に役立つ安全情報などもお届けしていきたいと思います。
【おすすめ災害情報リンク】
・岩手県防災情報ポータル
・気象庁
・ぼくらイーハトーブ火山局 岩手山調査隊
・雫石町広報ツイッター
・雫石町避難所マップ