2015年9月15日火曜日

秋の便り③★散策路を歩くときに、知っておくと楽しい野草の知識

ゆこたんの森の八重樫です!
今朝の雫石地方は最低気温が8℃台。秋の深まりを感じますね~^^
散策路入口から見た今朝の岩手山
当館の散策路はまだ緑ですが、鮮やかな色の木の実がなっているものもあり、紅葉の前にも目を楽しませてくれています。

■カンボク(肝木)の実
鮮やかな赤い実をつけます。見かけによらず美味しくないらしく、鳥にも不人気で、雪が降る頃まで実が残ります。カンボクの木は、かつては爪楊枝の材料として使われていたそうです。

■サンショウの実
サンショウは意外にも「ミカン科」の木ですが、赤い鮮やかな実がなります。もう少しすると赤い皮が枯れたようになり、弾けます。この皮を粉状にしたものが、ウナギなどでお馴染みの粉山椒になります。また、木は、適度に硬くてほのかに芳香がするので、スリコギの材料に使われます。

ちなみに、サンショウの木は雄と雌があって、実は雌の木になります。散策路内に両方ありますので、探して比べてみてください^^

いかがでしたか。お越しの際に散策路を歩くときの参考になれば幸いです。実りの秋の雰囲気をどうぞお楽しみくださいね^^